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COLUMN
歯医者のホームページと医療広告ガイドライン・書いてはいけない表現と直し方
歯医者のホームページは、チラシや看板と同じく医療広告ガイドラインの対象です。患者さんの体験談や説明のないビフォーアフター写真、「地域一」などの言葉は載せられません。厚生労働省のガイドラインをもとに、院長先生が自分のサイトで確かめる順番と直し方をまとめました。
ホームページも医療広告です。体験談・説明のない治療前後の写真・ほかの医院とくらべる言葉は使えません。自費診療の料金や治療前後の写真は、決められた説明をそろえれば載せられます。
01歯医者のホームページは医療広告ガイドラインの対象
以前は医院のホームページは原則として広告の規制から外れていました。平成29年の医療法の改正で、ホームページもチラシや看板と同じ規制の対象になりました。
ガイドラインでは、次の3つがそろうと医療広告にあたるとしています。医院が自分で出しているホームページは、ふつう3つともあてはまります。
出典は厚生労働省「医療広告ガイドライン」(令和8年3月30日最終改正・2026年10月26日に確認)です。内容は改正されることがあります。
02書いてはいけない7つの広告
ガイドラインで禁止されている広告は、大きく分けて次の7つです。うそでなくても、くらべる言葉や大げさな言葉はだめというのが、歯医者の院長先生がつまずきやすい所です。
禁止されている広告ホームページでの例
このほか「今なら○円でキャンペーン」「50%オフ」のように費用を強く打ち出す書き方も、ガイドラインで慎むべきとされています。
03歯医者のサイトでよく見る表現と言いかえ
ガイドラインの具体例から、歯科のホームページで使いがちな言葉を選びました。効果や順位を言わず、事実だけを書くのが言いかえの考え方です。
使えない表現言いかえの例
「1日で終わる」は、あとで定期的な処置が必要な治療なら、うその広告として扱うと書かれています。専門医の資格は学会などが認定するもので、厚生労働省の認可ではありません。
04体験談と口コミはどこまで載せられる?
患者さんの治療の感想を医院のホームページに載せるのは禁止です。「お客様の声」のページは、治療の感想なら作らないのが安全です。
Googleマップの口コミのように患者さんが自分で書いたものは、ガイドラインでふつう広告とは見なされないとされています。ただ医院がその感想を選んで自分のサイトに載せると、体験談の広告になるおそれがあります。口コミへの返信のしかたは別の記事にまとめています。
集客Googleマップの口コミ返信の例文→05自費診療と治療前後の写真を載せる4つの条件
ホワイトニングや矯正などの自費診療は、料金も内容も医院ごとにちがいます。ガイドラインでは、次の4つがそろえば広告できることを広げてよいとしています(ふだん広告できない内容まで載せてよくなるので、限定解除と呼ばれます)。3と4は自費診療を載せるときに必ず要る条件です。
- 患者さんが自分で調べて見るページ医院のホームページは、ふつうあてはまります
- 問い合わせ先を書く電話番号やメールアドレスをはっきり載せます
- 治療の内容と費用を書く標準的な費用・期間・回数。幅があるなら最低から最高まで
- 主なリスクと副作用を書くよい所だけでなく、注意することも同じページに
説明はリンク先のページに逃がしたり、極端に小さな文字にしたりしてはいけないと書かれています。治療前後の写真も、内容・費用・リスクの説明を写真のそばに付けたときだけ載せられます。加工した写真はうその広告になります。
06自分のホームページで確かめる順番
今のサイトを開いて、上から順に見てください。1つでもあてはまれば、直す候補です。
- 「地域一」「No.1」「最高」などくらべる言葉がないか
- 「痛くない」「必ず」「絶対」など言い切る言葉がないか
- 患者さんの感想や「お客様の声」のページがないか
- 治療前後の写真に、内容・費用・リスクの説明が付いているか
- 自費診療の料金が、最低から最高まで書いてあるか
- キャンペーンや割引を大きく打ち出していないか
- 診療科名が歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科など認められた名前か
直すときは、作った会社に「医療広告ガイドラインに合わせて、この表現を直してください」と伝えれば用件は伝わります。直す費用がかかるかも先に聞いておきましょう。メモは「トップページの『地域No.1』」のように、ページの名前と言葉をセットで書くと伝わりやすくなります。作った会社がわからないときは、契約書や毎月の請求書の名前から探せます。ホームページを作り直すか迷っているなら、作り直しの目安の記事も役に立ちます。
まるっとホームページの場合
- ガイドラインに合わせて作ってもらえるか
- 体験談や説明のない治療前後の写真など、ガイドラインで認められていない表現は使いません。公開前に院長先生に内容を確かめていただきます
- 直したいときはどう頼むか
- LINEで送っていただければ、文字や写真の差し替えを回数の制限なく行います
- 料金と期間
- 初期費用0円・月8,980円(税別・5ページ)から。最低ご利用期間は6か月です
07違反したらどうなる?
ガイドラインでは、違反が見つかるとまず自治体から広告の中止や直すよう求める行政指導があるとしています。従わないときや悪質なときは、次のように進みます。
- 行政指導広告をやめる・直すよう求められます
- 報告命令・立入検査広告の資料や契約書などを確かめられます
- 中止命令・是正命令期限を決めて、やめる・直すよう命じられます
- 罰則や行政処分うその広告や命令に従わないときは30万円以下の罰金などの対象
厚生労働省は「医療機関ネットパトロール」で、医院のホームページのうそや大げさな表示の情報を受け付けています。広告の内容で迷ったときの相談先は、医院のある自治体の窓口です。
08よくある質問
院長先生から聞かれそうなことに答えます。言い切る言葉やくらべる言葉は迷ったら書かないのが安全です。
Q保険診療の料金は載せてよい?
載せられます。自費診療の料金は、内容・期間・回数・リスクとあわせて書く必要があります。
Q院長の経歴や写真は載せてよい?
氏名・年齢・略歴など、ガイドラインで認められた事項は載せられます。顔写真と経歴があると、はじめての患者さんにも医院の様子が伝わります。
QSNSやブログも対象?
医院が患者さんに来てもらうために出していて、医院の名前がわかるものは対象になります。ホームページと同じ考え方で書きましょう。
09まとめ
まずは今日、自分のホームページを開いて上の7項目を見てみてください。見つけた表現をメモにして作った会社に渡せば、直す話がすぐ進みます。
まるっとホームページは歯科医院のサイトもガイドラインに沿って作ります。1年の合計はベーシック(5ページ・月8,980円)で107,760円、ワイド(20ページ・月15,980円)で191,760円です(どちらも税別・初期費用0円)。最低ご利用期間や解約の決まりは料金のページにまとめています。
業種別歯医者のホームページ制作→ 運用ホームページの作り直しのタイミング→運営 株式会社Glip。2021年から6年間、小さなお店から大きな会社まで、マーケティングとホームページ制作を手がけてきたノウハウで、わかりやすくお伝えします。